【感想】「ジェニィ〜白猫ピーターの不思議な冒険」(ひまわりホール)の観劇レポート
愛知人形劇センター創立30周年記念制作事業&あいちトリエンナーレ2019連携企画事業として開催された人形劇「ジェニィ〜白猫ピーターの不思議な冒険」を観劇してきたので紹介します。
人形劇を観るのは初めてだったのですが、まるで生きているかのような動きによって、顔に表情が現れている感じがしました。猫独特の動作がよく観察されていて、本物の猫を見ているかのようでした。
そしてストーリーは、2匹の猫が大冒険を繰り広げるというもの。まるで、人間の子どもたちが成長していく様子が描かれているようでした。
では詳しく、「ジェニィ〜白猫ピーターの不思議な冒険」についてお伝えしますね。
「ジェニィ〜白猫ピーターの不思議な冒険」 概要
ビラ・チラシ
あらすじ
8才の少年ピーターはある日事故にあい、目を覚ますと白猫になっていた。
町をさまよい、ぼろぼろになったところを、やせっぽちの猫ジェニーに助けられる。
ピーターはジェニーによって猫として生きていくための知恵やルールを教わり、猫の生き方を受け入れていく。
町を駆け回り、ミルクをかすめとり、船に乗りネズミと戦い、自分たちのルーツを求めて旅をして、ふたりは大冒険をくり広げ、猫として成長していく。
ピーターの冒険とジェニーの運命をめぐる、かけがえのない物語。
脚本・演出・出演者
▼原作
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▼脚本
- 渡辺博祟(星の女子さん)
▼演出
- 刈馬カオス(刈馬演劇設計社)
▼出演者
- 永井聖子(人形劇団むすび座)
- 山内庸平
- 荘加真美(劇団ジャブジャブサーキット)
- 高橋一元
- 伊藤文乃(オレンヂスタ)
- 水野詩織
公演スケジュール
- 9/20(金)19:00
- 9/21(土)14:00
- 9/22(日)11:00、14:00
- 9/23(月)14:00
劇場:ひまわりホール
- 運営:特定非営利活動法人 愛知人形劇センター
- 住所:名古屋市中区丸の内3-22-21 損保ジャパン日本興亜名古屋ビル19F
- アクセス:地下鉄名城線または桜通線「久屋大通」より、1番出口から西へ200m。地下鉄鶴舞線または桜通線「丸の内」より、4番出口から東へ300m。
- 電話:052-212-7229
観劇レポート
2匹の猫の大冒険!笑いあり!涙あり!
人形劇を観るのは初めての経験だったのですが、想像をはるかに超えた人形の動きに、心が奪われてしまいました。
今回は、2匹の猫が主役だったのですが、猫の動作がリアル過ぎでした。
そして、そこから伝わってくる猫たちの感情に、笑いあり、涙ありな内容でした。
観劇前までは、「子ども向けの講演かな?」「人形劇って面白いのかな?」くらいの気持ちでいました。
けど、好きな役者さん「伊藤文乃さん」「水野詩織さん」が出演されるとのことだったので、どんなものか気になって足を運びました。
そして、ここで観たものは、2匹の猫の大冒険。
元々は人間だったピーターが、少しずつ一人前の猫に近づいて行く様子や、
元々は飼い猫だったジェニィの、過去の傷と向き合う姿などに、
なんども笑ったり、ジーンと来るものを感じたりしました。
そして何より、2匹の猫の成長の様子が、人間の子どもたちが成長していく様子に似ていることに気が付いて、心が温まるのを感じました。
人形劇は初体験でしたが、めちゃくちゃ面白かったです。