【感想】片倉館(国指定重要文化財)訪問レポート〜テルマエ・ロマエに登場した千人風呂と昭和初期を象徴する建築物見学〜
長野県にある国指定重要文化財「片倉館」へ行ってきたので紹介します。
ここでは、100人が一度に入浴できると言われる「千人風呂」と昭和を象徴する建物の見学をすることができます。
諏訪湖付近に来たときは、一度は立ち寄っておいたほうがいい観光スポットです。
映画「テルマエ・ロマエ」にも登場しているお風呂なので、できたら入浴しておくのもネタになって面白いです。
では早速、「片倉館」について、詳しくお伝えしますね。
片倉館の概要
片倉館とは
片倉館は、昭和初期に建てられた厚生施設です。
現在ある建物を2つで、当時使われていた道具や内装が見学できる建物と千人風呂がある建物です。
建築物が好きな人は、見どころいっぱいで楽しめるはずです。
片倉館は、大正から昭和の初期に日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する(財)片倉館が1929年(昭和4年)に設立されました。
http://www.katakurakan.or.jp/about_us/
片倉館へのアクセス
住所 | 長野県諏訪市湖岸通り4-1-9 |
電話番号 | 0266-52-0604 |
車で行く場合 | 中央自動車道諏訪I.C.より7km 無料駐車場は約80台 |
電車で行く場合 | JR本線上諏訪駅より徒歩8分 |
千人風呂
感想
千人風呂は、映画「テルマエ・ロマエ」にも登場したお風呂です。
特徴は、かなり深めの浴槽です。
この深い浴槽に、立って入ると、なんと100人ほど入ることができるのです。
ただ僕的には、100人乗っても大丈夫なイナバ物置のように、キッツキツになってしまうので、100人の中の一人にはなりたくないと思ってしまいました。
お湯加減は、結構、熱め。
昔ながらのお風呂という感じがしますが、僕は、熱いのが苦手なので、長風呂はできませんでした。
あと面白いのが、深い浴槽には、石が敷き詰められていること。
ここを歩くと、足つぼが刺激されて、血行がよくなるようです。
地元の人たちは、何人も歩いている人がいましたよ。
千人風呂の2階には、無料の休憩スペースが用意されています。
お風呂でポカポカになってから、ここで横になってしまったら、二度と立ち上がることができなくなるでしょう。
また、3人から10名のグループ向けに、有料の個室もあるようです。
営業案内
入浴料 | 大人750円、小人450円(3才以上小学生まで) |
営業時間 | 10時~20時(受付は19時30分まで) |
休館日 | 毎月第2・第4火曜日 |
備品 | 【無料】リンスインシャンプー、ボディソープ、ヘヤードライヤー 【有料】タオル(150円)、バスタオル(レンタル:200円)、カミソリ(50円)、歯ブラシ(50円)、ヘアーブラシ(70円)、シャワーキャップ(50円) |
ホームページ | http://www.katakurakan.or.jp/natural_hot_spring/ |
片倉館の見学
感想
見学スペースの見どころは、昭和初期に使われていた道具や内装です。
この「SEIKOSHA」の時計は、今の「SEIKO」のもの。
まだ現役で、動いていましたよ。
クリスタルで作られたドアノブも見どころです。
片倉館の方いわく、世の中でも、かなり珍しいものだそう。
書道家でもあった犬養毅元首相の掛け軸まで展示されていました。
他にもここには、東郷平八郎など、著名人の作品がいくつも展示されていました。
見学案内
見学料 | 大人400円/人 小学生100円/人 小学生未満 無料(入浴とのセット料金あり) |
見学時間 | 3月1日~10月31日 10:00~17:00 11月1日~ 2月末日 10:00~16:30 |
休館日 | 毎月第2・第4火曜日 |
ホームページ | http://www.katakurakan.or.jp/observation/ |
まとめ
片倉館は、長野県の超有名観光スポットです。
諏訪湖あたりに来たときは、一度は立ち寄ってみていただきたいところ。
建設物が好きな人は、きっと「へー」「ほーん」「ふーん」と声を上げながら楽しむことができるはず。
個人的には、お風呂が好きなので、「テルマエ・ロマエ」にも登場する千人風呂に入れたことが嬉しかったです。
千人風呂は、他ではきっと味わえないお風呂ですよ。