【鑑賞レポート】アッセンブリッジ・ナゴヤ2020【名古屋港〜築地口エリア一帯】
昨年に引き続き「アッセンブリッジ・ナゴヤ」へ行ってきたのでご紹介です。
名古屋港付近でこじんまりとやっている美術祭なのですが、音楽とコラボしていたり、謎な作品が多かったりと、魅力たっぷりなんです。
新型コロナウイルス感染症の影響もあるかと思いますが、とんでもなく人が少ないので、ゆったり現代アートを楽しみたい方にオススメです。
では早速、「アッセンブリッジ・ナゴヤ2020」の鑑賞レポートをお伝えしていきます。
アッセンブリッジ・ナゴヤ2020 鑑賞レポート
アッセンブリッジ・ナゴヤの始まりは、「港まちポットラックビル」にある総合案内からスタートです。
ここで、700円のブリッジパスを購入して、散策開始。
港まちポットラックビルの2階と3階は、広い作品展示スペースになっています。
映像作品が多くて、つい長居してしまいます。
ボーッとしていると気が付かないような作品もあるので、キョロキョロしておくのがオススメです。
僕が、街中でやっている芸術祭(瀬戸内国際芸術祭やあいちトリエンナーレ)のことが好きな理由は、街とアートが一体になってるから。
アッセンブリッジ・ナゴヤも、空き家を展示スペースとして利用しているところに、魅力を感じます。
“その土地ならではのアート”という感じがして、僕好みなんです。
特に雰囲気が好きなのは、「NUCO」というカフェ。
かつて編み物教室だった場所を、まちの社交場として再利用しています。
港町ならではの、ゆったりした空気感を味わえるのがお気に入りです。
今回の芸術祭で、一番インパクトが強かったのは、「折元立身」さんの、パン人間です。
世界各地で地元のおばあさんとランチするというプロジェクトを、名古屋港で実施した映像が流れています。
おばあさんたちが、パン人間を見て、満面の笑みを浮かべていることが印象的でした。
僕が行ったタイミングでは、たまたま「めいおん出張コンサート」が開催されていました。
名古屋音楽大学の学生さんによる、生のジャズを聴くことができて、にわかジャズファンの僕は、大満足しました。
ジャズって、音楽もかっこいいですし、演奏している姿もかっこいいんですよ。
そして最後は、「名古屋港ポートビル展望台」へ登って、終了です。
チケットには、この展望台への入場パスも付いてるので、行き忘れないようにご注意ください。
最高の眺めが、ここにありますよ。
アッセンブリッジ・ナゴヤ2020 概要
今年も港まちを舞台に、
音楽とアートがあふれます。アッセンブリッジ・ナゴヤは、名古屋の港まちを舞台に2016年よりスタートした、音楽と現代美術のフェスティバルです。
http://assembridge.nagoya/2020/about.html
音楽やアートが架け橋となり、 まちと人が出会い、つながりが生まれ、新たな文化が育まれていくことを目指しています。コンサートホールや美術館ではなく、 いつものまちが会場となり、名古屋の港まちの日常に音楽やアートが溶け込み、創造性溢れる場所から風景が動き出していきます。
5回目となる今回は、新型コロナウイルス感染症によって、文化や芸術に触れる機会が限られている現状を踏まえ、この港まちから多彩な音楽・現代アートのプログラムを発信、配信することで、豊かな時間を多くの人に届けることを目指します。
イベント名 | アッセンブリッジ・ナゴヤ2020 |
会期 | 2020年10月24日(土)- 12月13日(日) |
会場 | 名古屋港~築地口エリア一帯 |
チケット | ブリッジパス ¥700 |
HP | 公式サイト |
アッセンブリッジ・ナゴヤ2020 まとめ
アッセンブリッジ・ナゴヤは、こじんまりと回ることができるのがお気に入りポイントでもあります。
だいたい2時間もあれば、全会場を回ることができてしまいます。
「The 港町」を肌で感じながら作品を楽しむことができるので、街中芸術祭が好きな人は、絶対に好きだと思います。
ぜひ足を運んでみてください。
▼アッセンブリッジ・ナゴヤ2019の様子はこちら!