【感想】ハーモ美術館(長野県 諏訪湖)の鑑賞レポート〜不思議な建物と超有名画家たちの作品が面白い〜
長野県 諏訪湖のほとりにある「ハーモ美術館」へ行ってきたので紹介します。
ハーモ美術館は、とっても個性的な美術館です。
建物も不思議な構造をしていますし、展示されている作品も超有名画家たちばかり。
芸術好きの僕的には、テンションが上がりまくって楽しかったです。
この記事では、ハーモ美術館の詳細をお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
ハーモ美術館の鑑賞レポート
不思議な建物が面白い
ハーモ美術館からは、運がいいと富士山を眺めることができるとのこと。
長野県から富士山が見えるイメージはありませんでしたが、この角度からなら唯一見つけられるそう。
美術館へ入らなくても、諏訪湖に観光しにきたときは、ハーモ美術館前から諏訪湖の方を眺めてみてください。
ハーモ美術館は、こじんまりとした美術館だと思っていましたが、全然そんなことありませんでした。
建物に入って階段を上ったところにも作品展示がありますが、渡り廊下から外に出ると、2つも展示スペースがあります。
一つは、なんと広いコンサートホールです。
マティスやダリの作品と一緒に、ピアノも置いてあります。
実際に、コンサートが開催されているようで、あの葉加瀬太郎さんも演奏したことがあるそう。
本人からのオシャレなメッセージボードも展示されていました。
また、うっかり見落としてしまいそうな扉の奥には、螺旋階段がある部屋もありました。
屋根裏部屋の展示スペースのような感じが、たまらなくオシャレです。
ここには、芸能人のジミー大西さんの作品が展示されいました。
画家をやっていることは知っていたのですが、作品を見るのは初めて。
思わぬ形で、ジミー大西さんの作品と出会えて嬉しかったです。
超有名画家たちの作品がズラリ
ハーモ美術館へ入ってすぐに出会えるのは、ダリの「時のプロフィール」という作品。
ここには、ダリ自身の、横顔が隠されているそう。
きっとハーモ美術館を訪れた人すべて、どこが横顔なんだろう?と首をかしげることになると思います。
美術館の吹き抜けになっているところを見上げると、ゴッホのタペストリーが展示されています。
世界中探しても、数点しかない貴重なタペストリーとのこと。
僕が美術のことが好きになったのは、ゴッホがキッカケの一つだったので、ここで作品に出会えて嬉しかったです。
ハーモ美術館を象徴するのは、マティスのジャズと言っても過言ではないでしょう。
この作品からは、楽しげに踊っているような印象を受けるので、ハーモ美術館のコンサートホールに展示してあることがピッタリです。
色使いもハッキリとしているので、この場所にあることが、ベストマッチと感じます。
ダリが関わったとされる不思議の国のアリスの挿絵も魅力的です。
懐かしいシーンを思い出しながら、ダリの世界観に浸ることができます。
美術に詳しくなくても、充分に鑑賞を楽しめる空間ですよ。
ハーモ美術館の概要
休館日 | なし(年中無休) |
開館時間 | 4月~9月 9:00~18:00 10月~3月 9:00~17:00 |
入館料(常設展) | 大人 1,000円 子供(小中高校生)500円/毎週土曜日は無料 |
住所 | 長野県諏訪郡下諏訪町10616-540 |
主要所蔵作品 | アンリ・ルソー 【9点】 グランマ・モーゼス 【7点】 カミーユ・ボンボワ アンドレ・ボーシャン ルイ・ヴィヴァン マティス シャガール ルオー ダリ ミロ ミレー ビュッフェ 藤田嗣治 荻須高徳 等 |
ホームページ | http://www.harmo-museum.jp/ |
まとめ
諏訪湖のほとりにあるハーモ美術館は、とっても個性的な美術館です。
不思議な建物と超有名画家たちの作品に、美術好きの僕は、ずっとテンションが上がりっぱなしでした。
唯一残念だったのは、長野県から唯一、富士山が観れる場所だったにも関わらず、悪天候だったため観れなかったこと。
またいつか、富士山を観るためにも、この場所を訪れたいと思いました。