【感想】演劇組織KIMYO「ハンザキ」(愛知県芸術劇場 小ホール)の観劇レポート【ネタバレあり】
演劇組織KIMYO「ハンザキ」を観劇してきたので紹介します。
正直に言って、凄過ぎて凄過ぎて、なんと表現したらいいか分からないくらいの舞台でした。
脚本も演出も、ダンスも舞台転換も音楽も、何をとっても最高過ぎました。
「ずっとこの余韻に浸っていたい」と感じる作品でした。
▼観劇、直後の感想はこちら。
では早速、演劇組織KIMYO「ハンザキ」の観劇レポートをお伝えします。
なお、この公演は、演劇動画配信サービス「観劇三昧」で観ることもできますよ。
「ハンザキ」by演劇組織KIMYO 概要
ビラ・チラシ
あらすじ
村のはずれの山奥にゃ、醜く卑しい化け物がおった。
そしたら戦争はじまって、そいつは「この国負ける」と言った。
化け物いるのはみんなの秘密。
だけど村の子供の山彦(やまひこ)は、「おらの友達や」と豪語した!
2018 年、地元名古屋と初進出を果たした大阪を席巻!
クラウドファンディングで 1,400,000 円を突破した演劇組織 KIMYO の代表作!念願の東京、そしてまたも名古屋を駆け抜ける、妖怪俗悪エンターテイメント!
脚本・演出・出演者
▼脚本・演出
- 宮谷達也
▼出演者
- 野田雄大
- 藤原孝喜
- 元山未奈美
- 長江峰和
- 中江正成
- 金澤亜矢
- 山本一樹
- 宮谷達也
- 名古屋山三郎(ナゴヤ座)
- 嶋﨑友莉亜(Star☆T)
- 内山ネコ(劇団んいい)
- 水野奈月(Asaround)
▼スタッフ
- 【舞台監督】…藤井良晃(ライズ)
- 【舞台美術】…岡田保
- 【音響】…椎名KANS(Garage Inc.)
- 【音楽】…エスパー渡辺
- 【衣装・メイク】…元山未奈美
- 【小道具】…長江峰和・藤原孝喜
- 【ダンス振付】…藤原孝喜
- 【制作】…山本一樹・金澤亜矢・佐藤弘也
- 【制作協力】…寺島久美子
- 【大道具製作】…かすがい創造庫
- 【写真撮影】…岡本浩次郎
- 【宣伝美術】…チーム㎡
公演スケジュール
【東京公演(全4公演)】
- 2月7日(金)19:00~
- 2月8日(土)14:00~、19:00~
- 2月9日(日)13:00~
【名古屋凱旋公演(全6公演)】
- 2月27日(木)19:00~
- 2月28日(金)19:00~
- 2月29日(土)13:00~、18:00~
- 3月1日(日)11:00~、16:00~
劇場:愛知県芸術劇場 小ホール
劇場:愛知県芸術劇場 小ホール
住所:名古屋市東区東桜一丁目13番2号
アクセス:地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車 徒歩3分、名鉄瀬戸線「栄町」駅下車 徒歩2分
観劇レポート
ずっとこの余韻に浸っていたい
観劇後に、ここまでシビれたのは、久しぶりな気がします。
公演時間は100分でしたが、本当にあっという間に終わってしまった感覚です。
妖怪たちが登場したときや、戦争と絡んだ話だと気が付いたときは、ちょっぴり怖かったです。
けどしかし、その恐怖を圧倒するほどの、脚本と演出に、度肝を抜かれました。
特にすごかったと感じたことは、円形の舞台装置。
舞台を回すことで、森の中や神社、工場や戦場など、様々なシーンを演出しているところがすごかったです。
また、キレッキレのダンスもすごかった。
隣の席の人に迷惑だったんじゃないかってくらいに、自然と体を揺らしてしまっていました。
他にも、妖怪と人間の友情。
いや、愛情に、頬をつたる熱いものを感じました。
言語化ができないほどに、とっても感動した作品でした。
ずっとこの余韻に浸っていたい。