美術館でやってはいけない8つ鑑賞マナー
美術館でやってはいけない鑑賞マナーについて紹介します。
最近、美術館へ行くと、大変多くの人が作品鑑賞を楽しまれているように思います。休日に脚を運ぶと、入館まで待ち時間が発生することは、当たり前になってきましたよね。
アート好きな僕としては、たくさんの人が芸術に興味を持ってくれることが嬉しいと思う反面、鑑賞マナーを守っていない人を見つけてしまうと非常に残念な気持ちになります。
鑑賞マナーが悪いと、他の人にも迷惑をかけてしまいますし、作品にダメージを与えてしまう原因にもなりかねません。マナーを守れない人は、かっこ悪いですしね。
そこでこの記事では、美術館でやってはいけない鑑賞マナーについてお伝えします。これからの鑑賞にお役立てください。
美術館でやってはいけない鑑賞マナー
大きな声での会話
美術館のイメージは、静かで落ち着いたところを想像するかと思いますが、みんなが鑑賞マナーを守っているからです。美術館では、大きな声で会話することはNGマナーになります。どんなに素晴らしい作品と出会ったとしても、感動したとしても、大きな声を出すのはマナー違反なのでやめましょう。
写真撮影
写真撮影も、やってはいけない鑑賞マナーです。原則、作品の写真撮影はできませんし、美術館内での自撮りもしてはいけません。中には、写真撮影可、SNSへの投稿推奨といった作品もありますが、必ずどこかに案内があります。写真撮影は、しっかりと確認してから行いましょう。
スマートフォンの操作
写真撮影と同じく、スマートフォンの操作も、好ましくない行動です。こっそりと写真を撮っているのではないかと疑われてしまいます。作品のことを調べたり、メモを取ったりしたい気持ちは分かりますが、グッとこらえてスマートフォンは封印しておきましょう。
ボールペンの使用
メモを取るときは、鉛筆でなければいけません。美術館でボールペンは、NGとされています。なので、もしボールペンしか持っていない場合は、鑑賞ゾーンの入り口で、鉛筆を借りてから鑑賞するようにしましょう。
大きな荷物の持ち込み
大きな荷物の持ち込みも、他人の迷惑になってしまうので、美術館ではNGです。作品を傷付けてしまう危険もありますからね。他にも、傘もダメですし、ペットもダメです。コインロッカーなどを活用してくださいね。
作品に触れる
これは当然と思われるでしょうが、作品に触れることは絶対にやってはいけません。作品の破損や劣化につながります。現代アートなどでは触れてもいい作品もありますが、基本はNGなので、絶対に触れないでくださいね。
作品に近付き過ぎる
作品に触れてはいけないことと同じですが、近付き過ぎるのもNGです。誤って触れてしまう危険がありますからね。作品に近付いても大丈夫なラインを跨いでしまわないように、注意しながら鑑賞してくださいね。
飲食(飴やガムも)
鑑賞中の飲食も、やってはいけないことです。これも、作品を汚してしまったり、人に迷惑をかけてしまうかもしれないからです。飲食は、鑑賞前に済ませておくか、休憩スペースなどで行いましょう。もちろん、飴やガムなどもNGなので、バレないからセーフと思わないでくださいね。
マナーを守って芸術を楽しみましょう
ここまでたくさんの鑑賞マナーをお伝えしましたが、考えてみれば当たり前のことばかりですよね。
ただ、知っていないと恥ずかしい思いをすることもあり得ます。
自分も、他人も、楽しい芸術鑑賞をするために、しっかりとマナーを知って美術館へ行きましょう。