【感想】試験管ベビー「試験管図書館 罪/罰」(名古屋市千種文化小劇場)の観劇レポート【ネタバレ有り】
大好きな劇団「試験管ベビー」の公演「試験管図書館 罪/罰」を観てきたのでご紹介。
「罪」と「罰」という2部構成になっていたので、同じ日に、両方の作品を観劇しました。
それぞれ、短編ストーリーになっていて、どれも試験管ベビーらしさが満載でした。
今回もたくさん笑うことができましたし、ちょっぴり感動もしちゃいました。
では早速、観劇した感想をお伝えしていきます。
観劇レポート
感想を一言
「罪」の方は、短編ストーリーが7本。
スペシャルゲストが、4人ほど出演していました。
個人的に、一番好きだったのは、舞夢男爵さん。
普段は、金山総合駅北口に出没しているらしいです。
「男は黙って」という作品での娘役「OHANA」さんとの絡みが、めちゃくちゃ感動しました。
あと、男役「羽多野卓」さんとのやりとりも、めちゃくちゃ爆笑しました。
どんなシーンだったのか説明するのは、めちゃ難しいのですが、とりあえず金山駅に行きたくなりました(笑)
舞夢男爵さん、めちゃかっこいい!
「罰」の方は、「ごん、手袋を買いに行け」というストーリーが、大好きすぎました。
前作「頼朝の死」を観劇して以来、工藤あきらさんから目が離せなくなったのもあると思います。
「これぞ舞台!!」という感じで、一つのストーリーの中に、笑いや感動、怒りや悲しみなどがパッケージングされていると思いました。
工藤あきらさん演じるお雪さんが、ごんに対して、「お母さんになってもいい?」(的なこと)と言ったところは、心が震えました。
めっちゃ最高です。
Twitterでの感想・反応
「試験管図書館 罪/罰」by 試験管ベビー 概要
フライヤー
あいさつ
いつもと違う感じのチラシデザインに驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、中身はいつもの試験管ベビーです。いや、いつもより豪華!なんと2本立て!
コロナ禍の中、書き溜めたショートストーリーやコントを2本立てで大放出します!公演のタイトルは「試験管図書館」、2本立てなのでそれぞれ「罪」と「罰」という副題がついています。
「罪」は絆にまつわるお話。罪というタイトルでテーマは絆。家族、友人、兄弟…。様々な絆の話です。
「罰」は本にまつわるお話。誰もが知っているであろう名作を、完全に間違った解釈で伝えたいと思います。
そして今回の「お客様参加システム」ですが、皆様にお願いがあります。本を1冊、劇場に持ってきてください。文庫本でもハードカバーでもなんでもOK!劇場内を図書館にしたいと思っています。ぜひご協力ください!
また今回は、ゲストとして子役のOHANAちゃん!
ドラァグクイーンのLyra-h.Grailさん!
スタチュー(彫像芸)&パントマイムの舞夢男爵さん!
ジャズベーシストのいとじゅんさん!
と、小劇場界とは別の分野で活躍する方々に出演していただきます。 お楽しみに!
脚色・演出・出演者・スタッフ等
脚色・演出
- かこまさつぐ
出演者
- かこまさつぐ
- 三芳一麻
- 長屋 駿
- 賀久泰嗣
- 羽多野卓
- 竹内銃一
- 伊藤友宏
- 加藤奈々
- 海野もずく
- 森本夏代
- まつもとのどか
- 宇野えみり
- 工藤あきら
- 鞍本里都
- 神谷 凜
ゲスト
- OHANA
- Lyra-h.Grail
- 舞夢男爵
- いとじゅん
客演陣
- サワダユウキ(有頂天演劇Collaborations)
- 鈴木佳貴(有頂天演劇Collaborations)
- 綺子(有頂天演劇Collaborations)
- 斎藤美七海(劇団☆龍(Dragon)童子) 他
公演スケジュール
- 3月5日(金)19時〜 罪
- 3月6日(土)11時〜 罰
- 3月6日(土)14時〜 罪
- 3月6日(土)17時〜 罰
- 3月6日(土)19時〜 罪
- 3月7日(日)11時〜 罰
- 3月7日(日)14時〜 罪
- 3月7日(日)17時〜 罰
劇場:名古屋市千種文化小劇場
まとめ
観劇は、半年前の「頼朝の死」以来で、かなり間が空いてしまいました。
そのため、観劇欲が満たされていなかったのですが、この2つの公演を見て、大満足できました。
世の中が自粛ムードの中、いろんな工夫をして公演してくださった試験管ベビーには、本当に感謝です。
早く今までみたいに、いろんなところで公演が行われる世の中になって欲しいですね。