【感想】多治見市モザイクタイルミュージアム〜想像以上に面白い!自宅にタイルを貼りたくなる美術館〜
「多治見市モザイクタイルミュージアム」へ行ってきたのでご紹介。
岐阜県多治見市といえば、暑いことで有名ですが、モザイクタイルでも有名なんです。
僕は、お隣の愛知県に住んでいるので、存在は知っていたのですが、「タイルか・・・」という具合に、ちょっと冷めた印象を持っていました。
けど、妻がドライブしたいと言い始めて、ここに行くことになったのですが、印象がガラリと変わりました。
正直言って、タイルを舐めてました。(多治見市の方、ごめんなさい)
モザイクタイルの模様が、僕の大好きな現代アートのようで、かなり楽しむことができました。
ミュージアムショップでは、思わずタイルを買って帰りそうになっちゃいましたよ。
この記事では、「多治見市モザイクタイルミュージアム」の感想をお伝えしますので、ぜひチェックしてみてください。
鑑賞レポート
「多治見市モザイクタイルミュージアム」は、著名な建築家「藤森照信」さんによって設計されました。
この不思議な建築物は、きっと誰でも、「なんだこれ!」と驚くことになるでしょう。
聳え立つ壁には、ところどころタイルが埋め込まれていて、とってもオシャレです。
この壁は、写真スポットになりますよ。
もっとも印象的だった作品は、こちらの「タイル・カーテン」という藤森照信さんの作品。
空から降り注ぐ水のような感じ、または、地面から伸びる蜘蛛の糸のような感じを受けます。
現代アートが大好きな僕は、ジェームス・タレルさんの「タレルの部屋」や豊島美術館を思い出しました。
また、4階のフロアには、壁面に様々なタイル作品が展示されています。
まるで、昔ながらの銭湯のよう。
おしゃれなテーブルセットもありました。
自宅の庭に、こんなのがあったらいいなと、想像が膨らみます。
室内展示では、タイルの歴史や工法が紹介されていたり、たくさんの模様を楽しむことができます。
一口にタイルと言っても、ここまでたくさんの種類があるなんて知りませんでした。
小さめサイズのタイルもあったりして、つい、自宅に飾りたいという気持ちになってしまいます。
いやしかし、めちゃおしゃれです。
すっかりタイルに魅了されて、2階まで降りてくると、タイルの活用例が展示されています。
こんな素敵なキッチンなら、料理するのも、いっそう楽しくなりそうですよね。
多治見市モザイクタイルミュージアムでは、タイルの販売もしていることに驚きました。
タイルに魅了されて、実際に購入している人もいましたよ。
僕らも、「こんな模様の家だったらいいね」などと話しちゃってました。
一階にあるミュージアムショップでは、気軽にタイル作品を作れるキットが販売されていました。
子どもがいる人や手先が器用な人なんかは、絶対に欲しくなってしまうでしょう。
僕もやりたかったのですが、自分のセンスの無さに絶望しそうなので、グッと堪えました。
「多治見市モザイクタイルミュージアム」概要
多治見市モザイクタイルミュージアムとは
なぜか、ふしぎな、うつくしさ。
施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして、全国一の生産量を誇る多治見市笠原町に誕生したモザイクタイルミュージアムは、タイルについての情報が何でも揃い、新たな可能性を生み出すミュージアムです。設計は、独創的な建築で世界的な評価の高い建築家、藤森照信氏。タイルの原料を掘り出す「粘土山」を思わせる外観は、地場産業のシンボルとして、なつかしいのに新鮮な、不思議な印象を与えます。(中略)
基本情報
会場 | 多治見市モザイクタイルミュージアム |
住所 | 岐阜県多治見市笠原町2082-5 |
時間 | 9時~17時 |
休館日 | 月曜日(休日の場合は翌平日) |
観覧料 | 個人:310円 団体(20名以上):250円 |
HP | 公式サイト |
まとめ
多治見市モザイクタイルミュージアムは、行ってみるまで、期待していませんでした。
タイルと聞くと、渋い印象が強かったからです。
しかし、実際に行ってみると、僕の大好きな現代アートそのもの。
タイルの種類や組み合わせによって、めちゃくちゃオシャレな模様が表現されていました。
なので、帰宅する頃には、本気で、タイルを購入してしまおうか迷ってました。
多治見市モザイクタイルミュージアムの存在は知ってるけど、まだ行ったことない方、想像以上に面白いのでおすすめですよ。