【感想】ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~(愛知県美術館)の鑑賞レポート
愛知県美術館で開催されている「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」を鑑賞してきたのでご紹介です。
僕は、大のジブリファンなので、ジブリ関連の展示会があれば、真っ先に飛んでいってしまいます。
今までも、六本木の森美術館や、豊田市美術館、松坂屋美術館などで開催されたジブリ関連の展示会に行ってきました。
それくらい展示会に行っている僕的には、今回の展示は、いつもとちょっと違うように感じました。
いい部分は、見たことがなかった新しい作品があったこと、物足りないことは、説明がなくてジブリとの関連がわからない作品もあったこと。
この記事では、開催初日に行ってきた僕の感想をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
鑑賞レポート
愛知県美術館で開催されている「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」は、ちょっとだけ物足りなさを感じました。
まずよかったことは、「ジブリの幻燈楼」が圧巻だったこと。
壁に映し出されるジブリ作品の数々は、ジブリファンの僕の心を鷲掴みにしてくれました。
また、ステンドグラス細工は、とても鮮やかで美しかったです。
「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」も圧巻でした。
まるで自分が、あの廃海にいるような世界観を味わえます。
人によっては、精巧すぎて嫌悪感を感じるかもしれませんが、僕は、世界観に浸りまくっていました。
全長10m近くある王蟲は、めちゃくちゃ圧巻ですよ。
逆に、物足りなかったところは、ジブリとの関連性が、よくわからない作品があったこと。
例えば、航空の歴史だったり、古い埋蔵物であったり。
これらを資料にして、作品が作られたというのは分かるのですが、個人的には、なくてもよかったのかなと思います。
また、今回の展示会は、非常に説明が少ないというのが特徴です。
懐かしのあのシーンやグッズなどが展示されているのは楽しめますが、展示している意図がわからないものもあったことが残念でした。
しかし、やっぱりジブリは最高です。
ジブリパークの情報や、もうすぐ公開のアーヤの映像も観れたので、すごくワクワクした気持ちになりました。
ジブリグッズも、見たことないものが登場していて、物欲を抑えるのが大変でした。
「ジブリの大博覧会~ジブリパーク、開園まであと1年。~」概要
展示会紹介
2015年の愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)で大きな反響を呼んだ「ジブリの大博覧会」。魅力的な展示を加えながら5年間で全11カ所を巡回し、昨年幕を閉じました。同公園に来年秋オープンする「ジブリパーク」のプレイベントとして今夏、“ふるさと”愛知で特別開催し、各地を彩った全展示が勢ぞろいします。さらに今回の大博覧会が初登場となる「ジブリパークコーナー」やグラフィックデザイナー佐藤卓氏企画監修の「ネコバスアトリエ」も注目です。
https://www.ghibliexpo-aichi.com/exibition.html
愛知初登場の展示が数多く、6年前より展示面積は約5倍に拡大。歴代作品の飛行機械を取り上げた「スタジオジブリ 空とぶ機械達展」、“腐海の世界”を立体表現した「風の谷のナウシカ 王蟲の世界」、ジブリ作品とガラス芸術を組み合わせた「ジブリの幻燈楼(げんとうろう)」が目を引きます。
また、ジブリパークに向け、スタジオジブリ誕生から約35年の歩みを懐かしの映画ポスターやグッズ、未公開とされた原画など豊富な資料で振り返ります。
今回の展示物はジブリパークに収蔵されるため、最後のお披露目になります。ぜひお見逃しなく!
基本情報
会場 | 愛知県美術館 |
住所 | 名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階 |
会期 | 2021年7月17日(土)~2021年9月23日(木・祝) |
時間 | 10:00〜18:00 金曜は 20:00まで(入館は閉館30分前まで) |
休館日 | 7月19日(月)、8月2日(月)、16日(月)、9月6日(月)、21日(火) |
観覧料 | 一般:1,900円、高大生:1,500円、小中生:1,000円、障がい者割引:各券種の半額 |
HP | https://www.ghibliexpo-aichi.com/ |
まとめ
今回のジブリ展は、物足りなさはあったものの、やっぱり楽しむことができました。
あと一年でオープンするジブリパークは、三鷹の森ジブリ美術館のように、とってもワクワクした空間になりそうです。
これから本展示会に行く人は、事前予約が必須なので、予約してから足を運んでくださいね。