観劇歴1年の初心者が、演劇にどハマりしている理由を語る
ぞの ぞのカード
演劇組織KIMYOの「ある男、ある夏」を観劇してきたので紹介します。
本作品は、華の近代名作集として「殺意~ストリップショウ~」と同時公演でした。
観劇し終えた瞬間の感想は、「ある男」のダメ男っぷりに、すごく共感していました。
いつまでもウジウジと行動を起こさず、同じ毎日を過ごすだけの生活が、まるで自分を見ているような気がしたのです。
両作品を観劇しましたが、この記事では、「ある男、ある夏」についてお伝えしていきますね。
味気ない日々を過ごす男。
価値も、情緒も、
風景も無い。
ある夏の日に、
少女が部屋にやってきた。
▼原作・上演台本・演出
▼出演者
▼スタッフ等
A…ある男、ある夏
S…殺意〜ストリップショウ〜
住所:名古屋市天白区井口二丁目902
アクセス:名古屋市営地下鉄鶴舞線「原駅」より徒歩8分
物語は、ある夏、8月の1ヶ月間の出来事でした。暑い、やる気が出ない、会社へ行きたくない。そんな、いつもと同じ日々を送る「ある男」が主人公でした。
怠惰な生活とはまさにこのこと。気を抜いてしまった人間が、もっとも陥りやすい状況に共感を覚えました。
そんな中、「ある男」の生活に、変化が起こり始めます。
ただ観ていて、この変化の意図が、よく分からないところが多かったのが正直なところ。
昭和を感じられるシーンや、ある男の寂しさを埋めるような出来事の数々。それらに込められた意図とは一体・・・