初めての瀬戸内国際芸術祭で、最高に楽しむための5つのコツ
初めて瀬戸内国際芸術祭(以下、瀬戸芸)へ行く人向けに、最高に楽しむための5つのコツを紹介します。
なぜこのような記事を書くのかというと、軽い気持ちで瀬戸内へ繰り出すと、十分に楽しめない可能性が高いからです。3年に1度のビックイベントで大変混雑しますし、島々へはフェリーを使って移動する点などが、普通の美術展とは全然違います。
それでもしあなたが「瀬戸芸は、楽しくなかった」と思ってしまうと、瀬戸芸が大好きな僕は非常に悲しいです。「瀬戸芸は、めちゃめちゃ楽しかった」と思って、どんどん盛り上げて欲しいです。
では早速、何度も瀬戸芸へ参加している僕から、最高に楽しむためのコツを紹介しますね。
瀬戸内国際芸術祭を楽しむための5つのこと
公式ガイドブックをゲットする
瀬戸芸へ行くと決めた瞬間にやっていただきたいことは、公式ガイドブックをゲットすることです。まだ持っていなかったら、今すぐに近くの書店へ行くかAmazonでポチッとしてください。
公式ガイドブックには、瀬戸芸を楽しむための情報が網羅されています。島の地図や公共交通機関の時刻表など、必ずチェックすることになる情報が、すごく分かりやすく掲載されています。
ネットでは横断的に調べないと分からないことが、一冊にまとめられているので、必須のアイテムです。荷物が重くなって嫌だという気持ちは分かりますが、公式ガイドブックだけは外してはいけません。絶対に、ゲットしてくださいね。
余裕を持った計画を練っておく
公式ガイドブックをゲットしたら、計画を練りましょう。フェリーやバスに乗る時間など、あらかじめ決めておくのがオススメです。また、作品の回り方も、2パターンくらい考えておくと、混雑具合によって融通が効くのでオススメです。
ただし、一つだけ注意点があります。
かなり余裕を持った計画を立ててください。もう一度言いますが、かなり余裕を持った計画を立ててください。
作品を鑑賞する時間は、想定以上にかかります。予定を立てていたとしても、一度でもバスを乗り過ごしてしまうだけで、大変なタイムロスになります。そうすると、最悪フェリーに乗り遅れてしまって、島から出られなくなってしまうことも考えられます。
大げさかもしれませんが、島から出られなくなってしまったら、本当に大変なことになります。宿泊できる場所は限られていますし、食事にありつくことだって難しいのです。
だから、かなり余裕を持った計画を練っててくださいね。
非常用グッズを揃えておく
瀬戸芸では、最悪の場合、島に閉じ込められてしまうことがあります。そうでなくても、食事処が混雑していて、フェリーの時間に間に合わないなんてことは、十分に考えられます。
また、後述しますが、瀬戸芸ではリアルタイムで情報をチェックするのが楽しむのに必須です。そのため、スマホの充電は、常に気にしておく必要があります。
そこで僕が声を大にして言いたいのは、「最低限の備えは揃えておいてもらいたい」ということです。せっかく瀬戸芸を楽しんでいても、お腹が減ったり、スマホの充電がなくなってしまっては、だんだんと嫌な気持ちになってしまいますからね。
ちなみに僕は、瀬戸芸に参加中は、常にこれだけはリュックサックに忍ばせていますよ。コンビニのような便利屋さんは、ほぼないと思って瀬戸芸へ参加してくださいね。
- 軽食
- 飲み物
- モバイルバッテリー
- 折りたたみ傘
Twitterでリアルタイム情報をチェックする
瀬戸芸へ来ることができたら、リアルタイムの情報をチェックしておくと、スムーズに作品鑑賞を楽しむことができます。
特に、高松港や宇野港の状況や、直島にある地中美術館や豊島にある豊島美術館などが、非常に混雑しやすいので要チェックポイントです。混雑状況を加味して、帰宅時間に間に合うように鑑賞ルートを考えてくださいね。
オススメは、Twitterで、次のキーワードで検索することです。たまーに、作者の目撃情報なんかも流れてきて、ラッキーなことがあるかもしれませんよ。ちなみに僕は、豊島にいるときに、八百万ラボにてスプツニ子!さんに出会うことができたことがありますよ。(←すっごく美しかったです)
現地の人たちと情報交換をする
最後に、すっごくオススメなのが、現地の人たちとの情報交換をすることです。
例えば、作品の近くには、瀬戸芸サポーターである”こえび隊“の方々がいます。彼ら彼女らに、作品の説明を聞いたり、混雑状況などを聞いたりすると、スムーズに周る手助けになってくれます。
また、現地に住んでいる人たちに話を聞くのもオススメです。住んでいる人たちは、作者が作っている様子を間近で見ているので、その様子を教えてくれることもありますよ。僕が出会った瀬戸内の人たちは、本当に優しい人ばかりなので、気軽に話しかけてみてくださいね。
一番のオススメは、フェリーやバスで隣になった瀬戸芸参加者さんに、「どんなルートで回るの?」「今まで行った作品は?」などと、話しかけてみることです。瀬戸芸には、旅に慣れている人たちが参加しているので、すっごく有益な情報をくれることがあります。コースが同じだったら、「一緒に回ろう」と意気投合することもありますよ。
瀬戸内国際芸術祭を楽しむコツは、準備をしっかりすること
今まで5つのコツを紹介してきましたが、一番大事なことは、しっかりと準備をすることです。計画を練ることや、持ち物を揃えることは、入念にやっておいてくださいね。
瀬戸芸は、島々が舞台となっているので、普通の美術展とは違うことがたくさんあります。嫌なことが起こってしまうと、楽しい瀬戸芸も楽しくなくなってしまいますからね。
ということでまずは、公式ガイドブックをゲットして、余裕を持った計画を立てるところからやってみてください。