【レビュー】清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)〜人生で一度は行ってほしい日本三大峡谷〜【大地の芸術祭】
新潟県にある日本三大峡谷「清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)」へ行ってきたのでご紹介します。
L’Arc~en~Ciel「ミライ」のPV撮影地として知っていて、大地の芸術祭へ参戦することになったので、実際に足を運ぶことができました。
目の当たりにした感想ですが、「すごい」という言葉さえも出てこないくらいに、素晴らしい場所でした。
内心では「この世にこんな場所があるんだ」と思ったのを今でも覚えています。
この記事を読んだ方には、人生で一度は行ってもらいたいです。
では早速、どんな場所だったのかお伝えしていきますので、ぜひチェックしてみてください。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)の概要
清津峡は、黒部峡谷(富山)と大杉谷(三重)とならぶ日本三大峡谷です。
今から約300年くらい前から人が入っていて、1862年に温泉場が作られたそうです。
その後、雪崩や落石などの事故によって通行禁止となってしまいましたが、1996年に安全なトンネルとして復活したそうです。
清津峡渓谷トンネルの全長は、750m。
往復することを考えると長いように感じますが、個人的には、あっという間に感じました。
なぜなら、3カ所ある見晴台と終点地点からは、最高すぎる景色を堪能できるからです。
特に終点地点は、この世のものとは思えないような景色が広がっています。
撮影できた写真をお見せしますので、続きをどうぞ。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)で撮影できた写真たち
この写真は、トンネルの終点地点にある「ライトケープ(光の洞窟)」です。
僕は、朝一番にトンネル入り口に並んで、この景色を見にきたのです。
まだ誰も足を踏み入れていない、この状態を写真を撮りたかったのです。
水面に、波が一つも立っていないのがお分かりいただけますでしょうか。
おかげで、峡谷の風景が、綺麗に水面に反射して映ってくれています。
8:30から受付開始なのですが、だいたい30分前から並び始めていました。
この一枚の写真は、今では僕の宝物的な存在です。
第3展望台にある「しずく」という作品です。
水溜まりのように天井に見えるのは、鏡です。
鏡越しに見える景色を楽しんだり、自撮りをしてみたり、個性豊かな写真が撮影できる場所です。
2021年に新設されたばかりの「Flow」という作品。
公式ガイドブックと同じアングルで写真を撮ってみました。
鏡になっている天井が球体のものの中は、トイレになっています。
この場所も、峡谷の景色を背景にしてみたり、別の角度から見てみたりすることで、いろんな表情を映し出してくれます。
だけど個人的には、この写真の、鏡の中に吸い込まれていくような雰囲気が、一番好みです。
トンネルの道中には、「色の表出」として、いろんな色が出迎えてくれます。
少し怖いと感じるものもあれば、神秘的と感じるものもあります。
たぶん、この色たちのおかげで、片道750mの散歩も、あっという間に感じることができたのでしょう。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)のエントランス施設-ペリスコープ-
清津峡渓谷トンネルに来たときには、入り口横にあるエントランス施設「ペリスコープ」への立ち寄りもお忘れなく。
ここにはなんと、峡谷トンネル掘削時に出た温泉が使われた足湯があるんです。
天井の鏡になっているところから景色を見ながら、ぼーっと過ごす時間は、すごく優雅に感じます。
本物の温泉なので、いい感じに旅の疲れも癒してくれます。
ちなみに清津峡渓谷トンネル内には、こんな場所を見つけることができます。
ぜひ探してみてくださいね。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)へのアクセス
清津峡渓谷トンネル付近には、第1〜3までの駐車場が用意されています。
駐車台数は、約155台。
第1駐車場は、清津峡渓谷トンネルまで歩いてすぐなのですが、第2,3駐車場は、少し遠いです。
僕が行ったのは日曜日だったのですが、10時くらいには、観光バスもたくさん来ていて、第1駐車場は満車になっていました。
長旅で疲れている上に、清津峡渓谷トンネルまでもたくさん歩きたくないという方は、早起きして来るのがオススメです。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)の注意点
ここからは、清津峡渓谷トンネルを楽しむための注意点を紹介します。
大切なことなので、よく確認してくださいね。
事前予約が必要な期間あり
清津峡渓谷トンネルは、事前予約が必要な期間があります。
概ね、学校の夏休み期間ですね。
もしこの期間内に行こうと計画している方は、事前予約を忘れないようにしてくださいね。
大地の芸術祭パスポートがあっても入場料が必要
清津峡渓谷トンネルへ入るには、入場料が必要です。
通常は、大人:1,000円、小中学生:400円です。
大地の芸術祭パスポートを持っている場合でも、500円が必要となります。
足が濡れることが絶対
終点地点の先端まで行こうと思うなら、絶対に足が濡れます。
しかも、中心付近は、約15cmの水深となっていて、そこそこ深いと感じます。
なので、濡れること前提で、タオルなどの持参が必要です。
写真は譲り合いが必須
終点地点などの撮影スポットでは、譲り合いが必須となっています。
誰かに写真を撮っていただいたり、撮ってあげたりということが起こります。
また、自撮りしている人がいたら、待ってあげることも必要です。
朝一番にダッシュして行かない限りは、自分だけの空間を楽しめないので、譲り合いの精神を持参して行ってくださいね。
清津峡渓谷トンネル(Tunnel of Light)まとめ
清津峡渓谷トンネルは、すごくすごく素敵な場所でした。
特に終点地点では、「この世にこんな場所があるんだ」と思えるくらいに、すごい景色が目の前に広がっていました。
ここに到達するまでのアクセスは非常に悪いところですが、人生で一度は体験してもらいたい空間です。
写真好きな方、自然好きな方、アート好きな方は、最高な気持ちになること間違いなしですよ。