アッセンブリッジ・ナゴヤ2019まとめ〜モデルコース・見どころ・楽しみ方・感想〜【名古屋港〜築地口エリア一帯】
名古屋港〜築地口エリア一帯で開催されている「アッセンブリッジ・ナゴヤ2019」に関する情報をまとめて紹介します。
アッセンブリッジ・ナゴヤは、2016年からスタートした音楽と現代芸術のフェスティバルです。あいちトリエンナーレや瀬戸内国際芸術祭のように、まちとアートが一体となっています。
名古屋港の近くということもあって、「港町っぽさ」をたくさん感じることができました。海をイメージできる青色や、明るい地元の人たちと交流ができて、とても満足です。
アート作品を観るだけなら、ゆっくり回って2時間あれば十分くらいの規模感。サクッと芸術を楽しむのには、ちょうどいいと感じます。
では早速、アッセンブリッジ・ナゴヤ2019についてお伝えしますね。
「アッセンブリッジ・ナゴヤ2019」概要
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019とは
今年も港まちを舞台に、音楽とアートがあふれます。
アッセンブリッジ・ナゴヤは、名古屋の港まちを舞台に2016年よりスタートした、音楽と現代美術のフェスティバルです。
音楽やアートが架け橋となり、 まちと人が出会い、つながりが生まれ、新たな文化が育まれていくことを目指しています。
コンサートホールや美術館ではなく、 いつものまちが会場となり、名古屋の港まちの日常に音楽やアートが溶け込み、創造性溢れる場所から風景が動き出していきます。
開催日程
2019年9月7日(土)- 11月10日(日)
チケット料金
ブリッジパス:700円
現代美術展や各プログラムに参加するためのパスです。
会期中、総合案内(港まちポットラックビル)にてご購入いただけます。
※港まちポットラックビル以外の各展示会場では販売しておりませんのでご注意ください。*総合案内は木曜、金曜、土曜、日曜、祝日の11:00–19:00に開館しています。
*公演やトークなどブリッジパスが必要なイベントでは、イベント当日、イベント会場の受付でもご購入いただけます。
- 名古屋港ポートビル展望室入場券が含まれます。
- ご本人に限り会期中何度でも利用可能です。(名古屋港ポートビル展望室は1回のみ)
- 中学生以下は無料です。(名古屋港ポートビル展望室は除く)
- 障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方2名までは100円割引になります。ブリッジパスをご購入の際、手帳をご提示ください。
以下のチケットをご提示の方は100円引きいたします。購入の際ご提示ください。
- あいちトリエンナーレ2019 国際現代美術展1DAYパスおよびフリーパス
- 名古屋市交通局のドニチエコきっぷ、一日乗車券(ご利用開始後、有効期限内のチケットに限る)
会場へのアクセス
作品展示は、名古屋港~築地口エリア一帯になりますが、「港まちポットラックビル」にてチケットを購入してから、各会場を回りましょう。
- 住所:名古屋市港区名港1丁目19−23
- 電話:052-654-8911
「アッセンブリッジ・ナゴヤ2019」楽しみ方
モデルコース
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019のスタートは、築地口駅から徒歩2分のところにある「港まちポットラックビル」からです。ここの1階で、ブリッジパスを購入しましょう。
併せて、受付カウンターに置いてあるチラシや冊子などをゲットしておくと、MAPや作品紹介などが載っているので、便利ですよ。
ここの1階から3階にかけても、作品展示がありますので、チケットを購入して満足してしまわないように注意してくださいね。
次は、「港まちポットラックビル」から徒歩2分ほどのところにある「旧・岡田ガラス店」です。1階と3階に作品が展示されています。
「保育」をテーマとした作品と出会うことができますよ。
次は、「旧・岡田ガラス店」から徒歩1分のところにある「スーパーギャラリー」です。
数字が書いてある紙が大量に貼り付けてあるのですが、これはなんと「拾った舟券購入券」だそう。
真剣に考えて、予想を的中させようとしている人の姿が想像できました。
次は、「スーパーギャラリー」から徒歩2分のところにある「内藤ガレージ」です。
こちらにも、名古屋港付近で拾ったものから導き出された作品が展示されていて、町の人たちの生活の様子が想像できました。
次は、「内藤ガレージ」から徒歩2分のところにある「NUCO」です。
普段は、カフェやワークショップを開催する場所として使われている場所です。
お店を切り盛りしているアート好きなお二人に、気さくに話しかけていただけて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
この地域にある喫茶店をモチーフにした作品が展示されていますよ。
次は、「NUCO」から徒歩4分のところにある「第3佐野コーポ1F」です。
ここは、アーティスト・宮田明日鹿さんが、アトリエとして使っている場所とのこと。
鍵がかかっていて中に入ることができないのですが、手芸を製作している様子が想像できます。
最後は、「第3佐野コーポ1F」から徒歩3分のところにある「旧・名古屋税関港寮」です。
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019の中で、この場所が、一番ボリューミーです。
作品数も全45と大量ですし、インパクトも強烈です。
個人的には、一つだけ撮影NGな作品があったのですが、それが「まさか!」というものがいたので、とても衝撃的でした。
見どころ
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019の見どころは、まちとアートが一体となっているところです。
例えば、「港まちポットラックビル」にあるこの作品では、世界中のおばあさん50人とランチをする様子が展示されています。
10月8日に、名古屋港でも開催されたそうですが、その国々の雰囲気の違いが伝わってきて面白かったです。
街中で拾ったレシートやメモなどを追跡して、展示している「内藤ガレージ」も、まちとアートが一体となっている感じが好きです。
「旧・名古屋税関港寮」にある作品たちは、とてもインパクトがあります。
まず建物の窓という窓から、ハートマークが突き出されているのです。
と思ってしまいますよね。
クスッと笑ってしまうものから、社会問題を表すものまで展示されているので、この建物の中では、たくさんの感情を味わうことができました。
「アッセンブリッジ・ナゴヤ2019」感想
アッセンブリッジ・ナゴヤ2019は、まちとアートが一体となっているところに面白さを感じました。港まちっぽさも随所に感じられて、来年もまた来たいと思えます。
また、今回は時間が合わずに残念だったのですが、音楽イベントも多数開催しています。様々な種類の音楽を楽しめるとのことなので、音楽にも興味ある方は、公式サイトをチェックしてから足を運んでみてくださいね。